西東北ツーリング3日目 青森・蔦温泉→青森・深浦

いきなり長期のニッポンさんぽ。東北西側を東京起点に青森・竜飛岬折り返しで巡る旅。

さて、3日目は朝6時に起きて周辺を散歩し温泉へ。午前8時前に宿を出発。

八甲田山

国道103号線十和田ゴールドラインを進むと40分で酸ヶ湯温泉に到着。朝なのにすごい人なのでパス。八甲田ロープウェイで山頂駅に。眼下には一面の紅葉。人が多いはずだ。

山頂ではいくつかハイキングコースがあるので、1週0分のコースを歩いてみた。今は簡単に山頂まで来れるが、昔は「八甲田山死の彷徨」で描かれたように、冬季には入ってはいけない怖い山なのだと思いながら歩いた。

青函連絡船

アスパム

八甲田山で時間を費やしてしまったので、青森市は通過したのみ。港に出ると、観光物産館アスパムの三角形のビルとその向こうに青函連絡船八甲田丸が係留されている。

国道280号線を海岸線に沿って北上していくと40分ほどで蟹田に着く。小さな港町だが、下北半島を結ぶ陸奥湾フェリーの発着港。フェリーもだんだん少なくなっていく中で貴重な存在だ。さらに北上していくと、小さな漁船を格納している倉庫など、ひなびた風景になっていく。

蟹田港

津軽半島

階段国道

国道280号を進むと外ヶ浜町で国道339号に変わる。この国道、全国でも珍しい「階段国道」として観光名所となっている。

なぜ国道が車の通行できない階段となってしまったかは諸説あって今となってはよくわからないらしい。恐らく、後で車道として整備しようと暫定的に国道に指定してしまったところ、階段国道として有名となってしまいそのままにしてしまった、というところではないか。まあ、本州の北の果てまでなかなか観光客は来ないだろうから、観光名所が一つ増えたということでいいのでは。

竜飛岬

津軽海峡冬景色歌碑

午後1時20分、津軽半島の北端、竜飛岬に到着。曲が流れる「津軽海峡冬景色」の碑も新しく、整備された公園として北の果てのわびしさなどはない。もう少し視界がよければ北海道が見えそうだったが。

今まで東北を北上し、ついにUターン地点の竜飛岬までたどり着いた。ここからは日本海側に出て南下をし始める。

龍飛岬からしばらく山上の尾根を進んでいくと、日本海の海岸線が一望できるところに出る。11月なのにすでに寒々しい風景だ。

十三湖を過ぎ、金木町に入る。ここにある「斜陽館」は作家太宰治の生家で、記念館となっている。中に入ってみると広い部屋がいくつもあり、田舎の家としては豪邸だ。

時はすでに夕暮れ。稲刈りが済んだ田んぼでは藁を燃やす煙で岩木山もかすむ晩秋の風景。

斜陽館

岩木山

鯵ヶ沢

千畳敷

午後5時、先を急いだが鯵ヶ沢で夕日が沈んだ。

さらにその先にある千畳敷では顔を出したばかりの月が赤く染まり、宇宙のどこかの惑星のような風景となって見えた。

さて、今夜はどこに泊まろうかな?全くあてもなく、宿らしいものも近くに見当たらない。すっかり日も暮れて寒々しく、なんだか心細い。けどこんな地球でないような不思議な光景を見れたことに

                合掌